寺川会長講演について・・・。

 

 109日水曜日、 伊予銀行様が主催されている

  「いよぎんジュニア未来塾」の第3回「企業を知る」で、

    みのりグループの会長である寺川勲雄が、

    高校生を対象に伊予銀行本店で講演をされました。

 

 

 

    私は少し遅れて参加しました。

 

    会長は これまでの経歴をお話しされておりました。

    当時はサラリーマンとして勤めていた会社の本社が新居浜へ移転した段階で、

    退職して土地勘のない松山で不動産業を開業された頃のお話です。

 

 

   

     当時の社訓が、

  

   「会社は人生道場である、深い人間性・高い生産性」だったそうです。

  

    お金を儲けるためではなく、

   「世の中の悪を退治する為・お客様が安全にできるように」といったことをお考えになられていたそうです。

 

 

    このようなお考えは、普段 寺川会長とご一緒する中で、本心で仰られているのだろうなということを感じます。

 

 

 

    その後、講演は終盤に幸せについてのお話となります。

 

 

 

     パスカルの言葉

    「すべての人は幸せになることを求めている。このことに例外はない。」を引用し、

     幸せとは何なのかについてお話しされます。

 

     幸せとはわかっているようでわからない、

     過去のどんな偉大な画家も幸せを描き切ったものはいないと前置きしつつ、

     得が幸せ・損が不幸せだというのは錯覚だと思う、

     世の中にはそのような不幸せな道を選んでいるように見える人が多いと熱く語られます。

     幸せは与えてもらうものではない、自分で努力してつかんでいかないといけない、

     くだらないと思う仕事でも一生懸命やらないといけない、それを続けていくと運が開けてくる。

     それが幸せになる法則だと話されます。

 

 

 

     そこから、成功した人の言葉から幸せになるための法則があるというお話になります。

 

 

      宇宙(世の中)は生成発展の法則で動いている。

    (生成発展とは、世の中をより良くしようとする宇宙根源の働きです、

      昔哲学書でそのような話を読んだ気がします)。

      善きことを思い、善きことを行えば人生は好転する、利他の心。

 

 

 

 

  また、渡辺和子さんの「 おかれた場所で咲きなさい。」

      臨済録の「随処に主とならば、立処皆真なり。」という言葉から、

      どんな場所でも主となり、

  すぐに投げ出さず まじめに花を咲かせるつもりで頑張れば

  良い生き方ができる。

 

 

 

 

       後日会長のもとへ届いた、

       当日参加していた城南高校の生徒さんからのお手紙でも、

       この終盤の幸せについてのお話に言及しているものが多くありました。 

 

 

 

 

       最後に、私の印象に残った言葉を紹介します。

 

      

        ・究極の幸せとは

           「愛されている・褒められる・人の役に立つ・人から必要とされる」であり、

            これらは働くことで得られる。

 

 

        ・どんな場所でも置かれた場所で良い生き方ができる。

 

 

        ・今後どう生きるべきかを考え、成長とともに自分を常にチェックし、

          「人生の美学」を追求して、カッコいい人生を送る。

 

 

 

         高校生より少し先輩の私も、

         今回の話を参考に「より良い人生」の実践に向けて考え、

         実践したいと思います。

 

 

 

 

                                                                                株式会社栗田工務店

                                      大野真也