二束のわらじ

こんにちは。GHぷうさんのおうちで働いています宇都宮忍です。

同敷地内にある小規模より移動になり、早一年がたとうとしています。

日々めくるめく時間の中で、利用者さんの笑顔とともに私も笑顔で過ごせること、ありがたく思っています。

今日は、介護にまつわることではないのですが、先日NHKで放送された「おはよう四国」という番組の特集で、わたしが長年メンバーとして活動しているダンスグループyummydance(ヤミーダンス)が紹介されたのを社長が見て下さっており、「ぜひ!ダンスの事を書いて欲しい!!」と嬉しいお話しを頂きましたので、今日はダンスのことを書かせてもらいます。あ~ちょっと、いや、かなり緊張しています(笑)

ダンスにも色々なジャンルがあるのですが、私がしているダンスは、「コンテンポラリーダンス」というジャンルです。

このコンテンポラリーダンスって、なかなか聞き慣れないダンスですよね?

ストリートダンス、ジャズダンス、バレエなどはテレビでも観る機会があり想像しやすいのですが、コンテンポラリーって??そうなのです、ダンス界では正直マイナーな部類です。

いわゆるダンス特有の決まった動きやメソッドがあるわけではなく、自由に発明するダンスです。なので、日常の些細な動きもダンスになるし、作品によってはしゃべったりもするし、カラダの一部だけで使ってダンスってのもありですし、アイデアひとつで可能性は無限大に広がります。

 

 

 

続きまして、私がメンバーとして活動しているyummydance(ヤミーダンス)についてです。

"yummy"は英語のスラングで "おいしい"という意味です。なので、このグループ名は、おいしいダンスという意味になります。

ではでは、略歴を簡単にご紹介します。

 

 

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yummydance

松山市を拠点に活動する女性4人のコンテンポラリーダンスカンパニー。

99年、ドイツの振付家アマンダ・ミラーによって選出されたメンバーによって結成される。

これまでに国内ツアー(仙台・東京・大阪・京都・神戸・高松・徳島・高知・山口・福岡・大分・宮崎)や海外フェス(アメリカN.Y、ドイツ)など多くの舞台でオリジナル作品を多数上演。

美術や音楽をはじめ他ジャンルのアーティストとの共同制作も多く、劇場以外での場所(カフェ・美術館・美容室など)での上演もさかんに行う。

近年、舞台活動と並行して、文化庁芸術家派遣事業やさまざまなアートプロジェクトで、学校や施設などのダンスワークショップに多数携わる。

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とこんな感じで、舞台活動と講師としてダンスワークショップをしています。

作品を作り踊ることも、ワークショップで教えることも楽しいけれど、簡単なことでもありません。

舞台に立つと今の自分の力が正直に見えます。いくら知恵をひねって稽古をしても、越えられない壁にぶち当たることも数知れず。でも、時に良いパフォーマンスになった時、何にも代えられない幸福感に出会えるのです。

 

人は楽しい思いは忘れず、つらい事は時間とともに薄れていく。と、誰かに教わったのですが、まさにその通りだなと思います。

 

かれこれ、このヤミーダンスでの活動も17年になるのですが、自分がここまでダンスを続けてこれたのは、 一人じゃない。 が最大の理由かも知れません。

付き合いが長くなっても、面白くてステキな大好きメンバー(仲間)です。そんな仲間とこれからも長く踊っていきたいです。

 

 

「k.Newman」という作品があるのですが、この作品の冒頭で静寂の中ただ突っ立っているところから、だんだんグラグラし始めて、そのグラグラがエスカレートしていきつくところまでいききって倒れるというシーンがあります。いつか、おばあちゃんになった時、みんなでまたこれを踊るのが夢です。

 

 

ここ2年、年間を通じて高松の障がい者施設(さまざまな障がいを持った18~65歳の方が集まる作業所)にダンスを教えに通っているのですが、ここで素晴らしい経験をさせてもらっています。日々をともに重ね変化していく参加者の姿を体感しています。

こんなエピソードがあります。

車いすで参加していたある方、2年目のある日のダンスの時間に「立てる」と言って、車いすからひとりでゆっくり立ち上がり、踊り始めました。

まさか立てると思っていなかったので、ビックリだったのですが、ダンスを通じて立ちたい!と思ってくれた気持ちが嬉しかったのと、その踊りがあまりにも純粋で美しくて…。涙が溢れてきました。

気持ちスイッチひとつで、やりたいことの為に人は頼もしくて、こんなにも強いんだな。

ここでの出会いは私に、ダンスはどんな人にも、その人にしかできないオリジナルの踊りがあるという素晴らしさを改めて教えてくれました。今年もここに通えることが決まり、3年目どんなダンスがともに生み出せるかとても楽しみにしています!

 

 

 

そして、ここでの経験は高齢者にも通じるものを感じています。

いつまでもその人らしく、イキイキ・ワクワク暮らしていけるように、その人それぞれのやる気と楽しみを、いかに引き出すかにかかっています。どこに気持ちスイッチが隠れているか、ゆっくり、丁寧に向き合わないと簡単には教えてもらえません。

いくつになってもワクワクしていたいですものね!それは、私も同じです。

これからも、仕事とダンスの二束のわらじを楽しんでいきたいです。

 

長くなってしまったのですが、最後までお読み頂きありがとうございます。

 

ぷうさんのおうち 宇都宮 忍

 

 

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コメント: 4
  • #1

    いさお (火曜日, 01 3月 2016 10:57)

    一生懸命打ち込むことがあるのはすばらしい。人生にしなやかさを与えてくれるし、多面的な見方、多様な価値観を教えてくれる。こんな人はいつまでも若い。
    宇都宮さんが二十そこそこに見えるのは、このせいだったのか。
    時々ダンスの話を聞かせてください。私もその若さのおすそ分けをいただきたい。

  • #2

    いさお (火曜日, 01 3月 2016 11:23)

    4人娘の写真は、みれば見るほど良いねえ---。
    後ろに落ちやせんかと心配やけど、青空と、はじける笑顔から幸せ感が、ヒシヒシと伝わってくる。
    さすがダンサ- 絵になってる。

  • #3

    宇都宮 (火曜日, 01 3月 2016 12:24)

    わっ~!社長ありがとうございます!!
    娘という年でもないのですが…、好きなことをしているおかげでしょうか。そう言ってもらえると、嬉しいです。

  • #4

    小百合 (水曜日, 01 6月 2016 14:22)

    六月のティータイム通信も読みました。ヤミーダンスも初めて聞きましたが、仕事も趣味も充実させていきいきワクワクしていると、利用者さんにも、丁寧で誠実な接し方、介護ができるんだろうな。と、思いました。先日の研修会も、とても勉強になりました。ありがとうございました。