先日 南米を旅した。
イグアクの滝
ナスカの地上絵 等
定番の観光地を廻ったが、
最も印象に残ったのは、サンタカタリナ修道院の見学だった。
この修道院は
ペルーのアレキバという町で
15世紀にスペインによって造られた
世界遺産の街にある修道院だ。
ここに その当時、市民の寄付によって
造られたカタリナ修道院がある。
7~8歳から14~15歳位までの裕福な
家庭の子供達が入所した。
常時500人の修道女が召使と共に生活
していたといわれ、現在は博物館とな
っている。
(修道院の内部)
その修道院で17世紀に活躍した アナ修道女がいた。
彼女は、盲目で 自分に厳しい修道女生活を探し、夜も針金の上に寝たという。
彼女はそのうち 祈りによって 病人を治し、彼女の衣にすがって祈りを捧げる人は
病気が治ったなどの数々の奇跡を起こしたといわれる。
(アナ修道女の肖像画)
(彼女が寝た針金)
1985年ローマ法王が訪問した時 聖人に列せられた。
そして、彼女が亡くなった時 あたり一面にかぐわしい香りがたち込め
死後も遺体は腐敗しなかったと伝えられている。
(修道院の洗濯場)
実は、仏教の世界でも
遺体が腐らない
かぐわしい匂いがした
などの話しがたくさんある。
キリストも神から地上へ使わされた人
お釈迦様も 阿弥陀仏によってインドに誕生した。
そんな事を考えると、キリストも 釈迦も モハメッドも
もとは一つの大きな宇宙神ともいうべき意識体によって 地球上に出現させられたのではなかろうか
などと考えさせられる。
天文学の本などを読んでみると、
ビッグバンによる 宇宙のインフレーションによって数限りない銀河の誕生、
それらの星々の 精妙なバランスと軌道、
そして我々を取りまく 身近な生物の仕組み。
これらは 突き詰めれば 突き詰めるほど
人智を超えた 神の意思のようなものを感じざるを得ない。
社長 寺 川 勲 雄
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