アンガーマネジメント


 どこの職場にも ストレスはつきものだが、

 介護の職場はその中でもストレスの多い職場だと思う。


 何せ、

 対象とする相手が認知症のお年寄りで、

 会話が成立しにくいなか 

 常にその人の安全と良質な生活維持の為に

 気を配らなければならない。

 

 そんなところから、

 時々新聞に介護職員による“虐待“ の記事が

                 載ったりして 我々を驚かせる。


 

 

  決してあってはならぬ事であるが、

  私達も定期的な社内研修で “虐待”の問題を取り上げ勉強している。

 

 

    「 “虐待” は何故おこるのか? 」     →  腹が立つからである。

 

    「 何故 腹が立つのか? 」  →  それは自分の思い通りにならないからである。

 


  仏教用語では、瞋恚(しんに)といい、

  貪欲・愚痴を心の三毒 として最もつつしむべきものとされている。








 

  ストレスの多い職場としては、

  商品を買った全国のお客様からの  

  クレームの電話を受け付ける職場も

  中々大変な職場だと思う。

  ストレスの多い介護の現場は 

  人間修行の場としてはうってつけと云うべき

  奥の深い職場である。


    

  最近 アンガーマネジメント講座 なる セミナー案内 を目にした。


        「 怒りをマネジメントする

  

         何とも魅力的なセミナーではないか。



  怒りをコントロール出来れば、

  人生の達人だって夢ではない。


  来月行われるセミナーに

  恥ずかしながら 私も参加してみるつもりである。



  アンガーマネジメントの手法という訳ではないが、

  最近 80人ほどいるスタッフを5回に分け、

  中学生以下の子供同伴で居酒屋で 一杯やる会を開いている。


 

   4つの施設で 10の事業を展開しているが、

  それぞれの職場のスタッフ同士は顔を合わす機会が殆どない。

  違う職場の仲間と話すことで一体感も生まれ、

  苦労は 私だけではないんだと感じて、

  スタッフの心がつながればと思っている。


  参加している人達と一緒に飲んでいて

  普段と違う側面を見せられ、はしゃいでいる笑い声を聞くと 私も楽しい!

  

  参加した人からは 楽しかった 時々 してほしい などの声が聞かれる。


 

  この飲み会もあと2回で終わりだが、

      次はどんな会がいいか と考えながら

    ワクワクしている。

 

                                          社長 寺川勲雄