介護職員のリアル


有限会社やわらぎで働く若手社員に、入社きっかけ・仕事内容・今後の目標を聞きました。このインタビューで職場のイメージ少しでも伝わると嬉しいです。求職者が感じる漠然とした不安を解消できればと思っています。 

 

2016年入社  グループホーム施設  介護職

藤田 星羅

介護職員の藤田さん

成長意欲を持ちつつ、日々の業務に邁進

Q.藤田さんはどんな仕事を担っていますか?

高齢者を対象に少人数で共同生活をする「グループホーム」での介護です。例えば、入居者さんへの食事提供、入浴や排泄の介助など。入居者さんとのコミュニケーションや見守りも大事な仕事です。私は入社して以来、ずっとこの業務を担っています。1日中、同じ利用者さんと顔を合わせて過ごしています。

Q.チームの雰囲気はいかがでしょうか?

明るく和気あいあいとしています。私は今年の4月から今のグループホームに異動してきたばかりですが、若手で新規メンバーの私でもすぐに馴染むことができました。これは、職員同士の距離が近いからかなと思います。でも、締める所はピシッとしていますので、メリハリがありますね

Q.仕事でやりがいを感じるのはどんなときですか?

利用者さんから「ありがとう」を言われるときです。自分の介護ケアで、利用者さんが元気になったり笑ったりしているのを見ると「やった!」と思いますね

あとは家事が上手になったこと(笑)実家住まいなので、実は入社するまで家事を全くしたことがありませんでした。グループホームは生活の場なので料理も洗濯もするんですね。入社当時はみそ汁の作り方が分からないような状態で。材料を切ることはできるけど「さぁ次はどーするの?」状態でした。日々の家事業務のおかげで、一人の人間として成長できているような気がします


Q.入社までの経緯を教えてください。

就職活動の際に先生から福祉系の就職先を薦められたのが、最初にやわらぎを知ったきっかけです。

様々な介護会社に連絡し見学をしたのですが、なぜか就職するイメージは湧きませんでした。やわらぎもいろいろ見学した会社の一つで、初めてピンときた会社でした。

やわらぎを選んだ理由は2つあります。1つめは社長のキャラクターというか人柄です。何か惹かれるものがありました。

もう1つは職場見学をしたときの印象です。職場がこじんまりとしていて、利用者さんと介護職員の関係が家庭的でのんびりとした雰囲気がよかったんです。他社の施設は大きくて業務的な感じがしたのですが、やわらぎは「家みたい」と思いました。「自分が働くならこのような所がいいなぁ。」と感じて入社を決めました。

Q.仕事の中で苦労した点はありますか?

認知症の症状がある方とのコミュニケーションは難しいなと感じています。

利用者の中には短期記憶がはっきりしない方がいます。頼まれたことをして差し上げたのですが、ご本人は全く覚えていなくて。「何でこんな事するんだ!」と怒られてしまうことがありますね。もちろん、悪気がないのは分かっているので、ご本人に腹を立てたり責めたりする気持ちはないんです。

でも、私も人間ですから…。そのような時は同じ職場の先輩職員の方に話を聞いてもらっています

そうすると「このようなときは機嫌が悪いから、こうした方がいいよ。」とか、先輩の経験から具体的なアドバイスをもらえるんですね。言われた通りに対応してみると、とてもスムーズに介護ケアができるため、日々勉強して業務に活かしています。

Q.これからの目標はありますか?

もっと、介護について勉強したいです。具体的に、言うと今、介護福祉士の資格取得を目指しています。今年は「実務者研修」という大きな研修があります。しっかりと学んで、自分のレベルを上げたいです。

当社のいいところとして、研修がとても充実している点があげられます。やわらぎに入ってよかったと思えることの1つです。社外研修で一緒になった他の会社の方は、休日返上の参加で費用自己負担の人が結構いるみたいなんですよ。話を聞くと、日程も予算もかなりキツそうでした。その方たちと比べると「私は恵まれているな。」と感じています。だからこそ、「勉強したい」というか、「勉強をしないといけない!」と思っています。


業務の1日の流れ

出勤シフトは4種類あります。①早番(7:30~)②日勤(8:45~)③遅番(10:15~19:00)④夜勤16:30~翌日9:30)。今回は日勤シフトの様子を伺いました。

1日の流れ
藤田さんの職場風景


2015年入社 小規模多機能居宅介護施設 介護職

石川 晃

介護職員の石川さん

利用者と職員の「家族のような関係性」に惹かれます

Q.石川さんはどんな仕事を担っていますか?

グループホームでの勤務を経て、今年の4月に小規模多機能居宅介護の事業所に異動しました。グループホーム時代とは違って、利用者さんの送迎サービスや訪問介護サービスの業務が増えました。慣れるまでは、ちょっと大変でした。

Q.チームの雰囲気はいかがでしょうか?

賑やかですね。同世代の職員もいるし、自分よりもずっと年上の人も職員もいるけど、活気に満ちています。皆が「どのような介護が一番ベストか?」ということを常に考えています。そして、困ったことがあったら、その場で話し合う雰囲気があります。

Q.やわらぎの第一印象はどんな感じでした?

私が学生の頃に持っていた介護の世界のイメージと違ったことが印象的に残っています。職員は黙々とマニュアルに沿って介護ケアをしていると思っていました。例えば「何時になったら利用者さんを起こす。何時になったらトイレ介助。」とか。

それが、入社前に見学させてもらったやわらぎの東温市のグループホームでは違っていました。利用者さんと職員さんが笑いながら、楽しそうに生活をしていたんです。ここにいる方々は「介護をする」「介護を受ける」という関係ではないんだと気づきました。お互いが家族のように生活している光景に、いい意味でショックを受けました。


Q.入社までの経緯を教えてください。

卒業後は「人とかかわる仕事がしたい」と考えていました。専攻がスポーツ関係で、大学でも福祉関連の授業を受けていました。その流れで福祉関係の就職を目指すようになりました。

やわらぎは会社説明会が一番早く実施されており、「とりあえず申し込んだ」という感じですね(笑)その後、東温市のグループホームを見学させていただき、やわらぎのことをいろいろ知っていくうちに志望度が上がり、選考に進みました。

面接の最後に社長から「石川くん、やわらぎにくる?」と言われました。まさか社長からそんな事言われると思っていなかったので、びっくりしました。そして、勢いで「はい、いきます!」と即答しました!ただ、面接中に感じたのは「この社長は社員を見てくれるているなぁ。」ということです。だから、即答したんだと思います。

Q.仕事の中で嬉しい事、辛い事は何ですか?

嬉しいのは、利用者さんから「ありがとう」と言われることですね。他にも、自分の働きかけについて職員からお礼を言われるときがあります。やわらぎにはお互いにありがとうを言える環境があるため、とても居心地よいです。

逆に、辛いのは、十分な介護ケアをできなかったと感じるときです。入社した当時は初めてのことばかりでうまく動けず、特に辛かったです。先輩社員の方から教わったことが自分では中々できないのが悔しくて。

今、最も辛いなと感じるのは、利用者さんの感情の変化を上手く読み取ることができないときです。

「昨日は気分よく介護ケアを受けてもらえたけど、今日の機嫌が悪いのはなぜなんだろう?」とか。考えても考えても答えが出ないときはしんどいです。工夫しながらレベルアップしていきたいです。

Q.これからの目標はありますか?

職員も生き生きと楽しんで仕事ができるような職場環境を作りたいです。職員が嫌々仕事をしていたら、満足な介護ケアの提供はできません。

自分自身、まだまだできていないところもあるのですが、今取り組んでいるのは、周りを見ながら動くことです。

この事業所では、早番、日勤、遅番の担当者それぞれが行うべき、大まかな業務の流れがあります。しかし、介護の仕事というのはマニュアル通りに進むことが絶対にないです。手の空く人や逆にすごく忙しい人が出てきます。

そういう時に「今、あの人がとても忙しそうなので手を貸そう。」とか「今、手が空いているのでこっちを手伝うよ。」とか常に周りの状況を見ながら仕事を進めることができればもっともっと楽しいし、感謝の言葉が行き交う職場になると思います。


業務の1日の流れ

出勤シフトは4種類あります。①早番(7:30~)②日勤(8:45~)③遅番(10:15~19:00)④夜勤16:30~翌日9:30)。今回は日勤シフトの様子を伺いました。

1日の業務の流れ
石川さんの職場の風景